クレープ屋ができて、そこでガレットを食べたという話を聞いてから
頭の中にぴったりこびりついてしまったガレット。
これはそば粉のクレープで
フランスに旅行したときはよく目にしましたよ。
北フランスの方ではかなり主流みたいです。
その由来はいいのか悪いのか・・・
土地が痩せていて小麦がうまく育たず、蕎麦なら大丈夫だったところから
このガレットなるものがメジャーになったとのこと、
たしかガイドさんから聞いたような記憶があります。
北フランスへ行ったら、シールドにガレットといったところでしょうか。
でもって、きっと日本でも似ているのかな?
蕎麦と言えば長野ですよね。
地元が長野に近いので、かつて帰省した際に
そのフランス旅行の影響もあり、
戸隠の某古き良きカフェにてガレットをつつきながら家族とのひとときを
楽しみました。
そこでは、しょっぱいお食事ガレットではなくデザートものでありました。
そば粉はどうしても「そば」独特の風味が残りますよね。
あの風味は甘いものとあわせるのは私はちょっぴし難しい気がします。
なので、個人的にはお食事風にチーズとか卵とかハムとか?
そういうほうがいいような気もするんだけど、
甘いのも甘いので好きです。
甘いのはジャムとかのせるのが主流なのかな?
戸隠で食べたときはうすーくクリームにジャムがぬってあったような覚えが?
というわけで、そんな具合のをまずトライしました。
ジャムでなく、コンポート(いちご)と
生クリームでなく、サワークリームですっきりめにしてみました。
まあまあいけてましたよ。
本当は、ルバーブを探していました。
でもこちらじゃ、手軽に手に入りません。
なのでせめてでてもと、以前よく買っていた銘柄のコンポートを
物色しにいったけど、見つからず;;
そばもルバーブも似たような環境できっと育つわけでしょう??気候が・・・
なので、なんかルバーブガレットにしたら、
いけるんじゃないか??って連想したわけです。
トライできず、残念。
これはぜひともまだコロラドにいる友人にためしてもらうことにしましょう!
そば粉はグルテンが少ないのか、
ぽそぽそしやすくて、難しいと思います。
小麦粉でつくるクレープよりも難易度高いかと。
小麦粉のときもいれるけど、卵は必須みたいですね。
でも、私としては、クセを若干よわめるため(甘いクレープは)に
小麦粉と配合してみてはどうかな?と思いました。
おばあちゃんが蕎麦つくるのをよく見てたけど、
彼女はつなぎに自然薯を入れています。
なので、それも考えたけど、そりゃーさすがにね。うすく滑らかにはいかない気がする??
いつかやってみます・・・
あ、あと、私は今回は甘いのをつくろうと思ったのもあって
ガレット生地を焼くときに、三温糖を少々加えてほどよく甘みを
つけてみました。 ま、いいんじゃないでしょうか。
均等に薄く焼くのが難しいですね。
なんか特殊の道具とかあるのかな?
ちょっとこの辺いろいろリサーチしてみたいところです。
というわけで、またフランスいきたいなー~ なんて♪
旅はいろいろ食のインスピレーションをくれますなあ~
↓こちらはサワークリームといちごのコンポートバージョン

↓こちらは抹茶クリーム・クリーム・栗の甘露煮・小豆の和バージョン

蕎麦は「和」という感覚で慣れ親しんでるせいもあってか
下の和バージョンはかなり気に入りました。
クリームに混ぜた抹茶の風味や小豆の甘みがとても蕎麦の風味とマッチすると思いました。
いかがかな。