2013年3月17日日曜日

酒粕熱


2012年 年末に私の両親が送ってくれた荷物の中に酒粕が入っていました。
そこから私の酒粕ブームが始まりました。

酒粕、好きといえば好きだったけど、何につかうって
かす汁や魚の粕漬けとかそんくらいだったんです。

でも、友人が洋風な見た目の酒粕スープを作ってるのをみて「!」となり。
いろいろしらべてみたら、いろーーんな利用法やレシピがありびっくり。
本を一冊買い隅から隅まで読んで少しずつレシピを試したりしていた次第です。

酒粕はスーパーとかで売ってるような簡単に手に入るものでもいいようなんですが
パンの酵母や炭酸を作ったり、いわゆる発酵目的に使うときは
醸造アルコールが添加されていない純米酒の酒粕がいいようですね。
そういうことも本を読むまで知りませんでした。
全部一緒なんだと思ってた。
なんだか知れば知るほど奥が深い世界・・・足を踏み入れてしまった感あり。。

本で紹介されていた寺田本家の玄米酒粕が気になり、
ちょうど冬時期ってタイミングにも後押しされ購入。
むすひ という玄米酒の酒粕、にぎり酒。
甘酒を造ったり塩麹を作ったりもしたかったので
玄米麹のかたむちも一緒に購入しました。


にぎり酒 はぽろぽろしてて茶色 
玄米麹のかたむち




酒粕、麹、それぞれに使用方法やレシピの載った紙が入っていて
これらも大活躍してます。
あと寺田本家のお酒やスタッフ、そして発酵とはなんぞや?のような
紹介のブックレットも入っていました。




購入した本はこちら














酒粕ペーストを作り、それをあれこれ料理に使ったり
味噌やみりんなどと合わせて漬け床をつくったり
元種をおこして、パンを焼いたり
豆乳にいれて発酵させてヨーグルトにしたり。
麹はいまのところ塩麹をつくっただけですが・・・
(甘酒つくりたいんですが、炊飯器やIHコンロずっとつけっぱなしだと電気代かかりますね・・・)

元種おこし中。液種にしたらもっとぶくぶく感わかりやすいのかな?
まずはホームベーカリーで楽したけど、しっかりふくらんでくれました。
水、砂糖、塩、強力粉のみでこんなにおいしいパン。もちもち。すっかりハマった!風味も深い。
こちらは無調整豆乳に酒粕をいれて常温で1週間はおいたかな。ヨーグルト。


結構クセあるのね。私はこれ自体はそんな好みでないかも。調整豆乳でもできるのかな?ちと炭酸ぽい?
冷蔵庫でも3,4日おいた。乳清と分離してヨーグルトっぽくなったけどね。
やわらかいタイプの醸造アルコールの入った酒粕で作った床。金目鯛の切り身漬けたら最高!硬い板の酒粕で1作目つくったけど、結構なめらかにするのが大変で大変で・・・。清酒加えてミキサーでまわすのもありみたいです。

塩麹。つぶ感があまりないのをつくりたかったのでミキサーで撹拌してから。2月末につくったのだけど出来上がりはおそらくGW過ぎあたりでしょうかね?!玄米モノはなにかにつけ時間が普通のものよりかかるようです。




発酵すると「ぶくぶくしてくる」

っていうんですが、かんさつしてたけど、どういうのが「ぶくぶく」なのか
いまだにイマイチつかめてません。
でも無事発酵はできてるんですがねぇ・・・
ハカセの実験みたいにぶくぶくすると思ってたからかな(笑)

それでも、発酵することでパンがふくらんだり
ソーダができたり、ヨーグルトになったり
実験みたいで楽しい!微生物おそるべし!!

これを機に他の食材でも発酵させて種をおこしてみたくなったりしました。
そして天然酵母パンづくり、いろいろやりたいですね。
来年の冬もまたこの玄米酒粕購入して
次は大好きなバゲットやパンドカンパーニュなどに挑戦できるよう
ドライイーストで基本のパン作りをスキルアップしておきたいところです。
※酒粕で形成パンもつくって写真とったのに・・・PC移す前選別してるときに誤って消しちゃってショック(TT)


 ◆おまけ◆
本のレシピにあった、酒粕納豆クリームパスタ!
おいしかったです。さっぱりつるつるーと。
乳製品ゼロですか、こころなしかチーズっぽい。
葱たんまりでまた甘さも際立ちます。